ゆめみるペンギンです。
今までさんざん、管理栄養士の闇について触れてきました。しかし、唯一おすすめしたい職場があります。
それは、学校栄養職員になって給食センターで働くこと。
ゆめペンは臨時で働いていたのですが、初めて仕事が楽しいと思えた環境でした。働く期間が決められていたので辞めざるを得なかったのが辛いくらいです。
それでは、ゆめペンの実体験とともにおすすめする理由をお話します。
管理栄養士の闇を知りたい方はぜひこちらをお読みください。
学校栄養職員になるには

学校栄養職員になるにはどうしたらいいの?
栄養士の資格を取得後、公務員試験を受け合格すると学校栄養職員になれるよ。
へー!じゃあ、公務員なんだね!!
え?じゃ、ゆめペン公務員なの?
2度公務員試験を受けましたが落ちました(笑) 良い仕事だったから、正規採用されて働きたかったんだけどな…
育休に入った学校栄養職員のカバーで臨時職員として働いていました。
学校栄養職員は毎年募集があるとは限らないので注意してね!募集人数も2名とか…狭き門だよ。
あと、年齢制限もあるんだ。ゆめペンの地域では27歳までだったの…
ゆめペンはもう受けられないね(笑)
地域によるから学校栄養職員採用試験情報をチェックしてね。
●栄養士または管理栄養士の資格を取得する
●学校栄養職員の公務員試験を受けて合格する
●年齢制限があるので注意する
専門学校もしくは大学を卒業し栄養士・管理栄養士(国家試験に合格する必要あり)の資格を取ります。
栄養士・管理栄養士として病院、介護施設、幼稚園等で働くことも可能ですが、学校栄養職員の公務員試験を受け合格すると、学校栄養職員となり学校や給食センターで働くことができます。
今までいろんな職場で管理栄養士の仕事をしてきたけど、学校栄養職員として働くことをおすすめするよ。
理由はこれから紹介するね。
その前に、ゆめペンが働いていた給食センターについて少しだけ紹介します。
8000食って想像できないかもしれませんが、全国の給食センターの中でもかなり多い方です。1日あたりの納品量はじゃがいも500㎏、肉600㎏、豆腐900㎏…のレベルです。毎朝、大量の段ボールで調理場が埋め尽くされます。
学校栄養職員をおすすめする理由

1 独りぼっちじゃない
これ大切です!!
基本的に管理栄養士は施設に1人です。
ゆめペンが経験した介護施設や幼稚園は管理栄養士が一人しかいません。百戦錬磨の調理員と施設長の板挟みになり対応に追われ、調理部門の責任は全て一人で追わなければならない、孤独です。悩みを話してもわかってくれる仲間がいません。
しかし、給食センターには栄養士が数人いることが多いです。なんて心強かったことでしょう。悩みを共感しあえ、仕事の負担が軽減される。何か問題が発生した時、孤独で対応することの大変さを経験したからこそ、仲間がいることの大切さが身に沁みました。
こちらの記事に、孤独で働くことの辛さを詳しく書いていますので是非読んでみて下さい。
2 調理員と接する時間が少ない
ゆめペンが経験した介護施設と幼稚園では、管理栄養士も厨房に入って調理業務に携わります。調理業務の他に献立作成等の事務作業があるので、一人何役?っていう仕事量です。
しかし、給食センターは栄養士の仕事と調理員の仕事がはっきり分かれているので(給食センターによる)、事務作業に専念できます。もちろん、厨房内の衛生管理や調理員の指導で厨房に入るのですが、提供時間に間に合わないとき以外は調理業務に携わりません。
そのため、百戦錬磨の調理員と接する時間はほとんどありません。なんせ調理員は50人。何日も話していない、なんてザラにあります。事務室も完全に分けられているので、接する時間が圧倒的に少ないです。
3 年収が高い
なんといっても皆さん気にするのは年収でしょう。
学校栄養職員は一般の栄養士と比べて年収が高いです。公務員ですからね。
では比べてみましょう。
平均年収
約500万円
平均年収
約400万円
平均年収
約350万円
学校栄養職員の年収の高さは圧倒的ですね。
また、年齢が上がるにつれ年収が上がるので、40代では600万円にもなり、民間企業の平均年収を大きく上回ります。
4 懐かしい給食が食べられる
ゆめペンは、学校が大嫌いでした!友達とうまくいかないし、意地悪されるし。でも、給食だけは楽しみだった。
そんな小さい頃の思い出が詰まった給食。
大人になって食べたいなと思ったことがありませんか?
そのゆめが、給食センターで働けば叶いますよ。
5 児童・生徒との距離が近い
給食センター勤務なので、毎日子供たちと接するわけではありませんが、給食の時間に訪問したり、時には授業をしたりと、子供たちと接することができます。
給食の時間に訪問し、子供たちの様子を伺いに行くと
給食の先生!!
今日も給食おいしかったよー!!
と言って駆け寄ってきてくれます。とても可愛いです。
おいしかったよーだなんて嬉しいですよね。しかも先生!!だって。もう一生言われないよ(笑)
そして、時には授業もします。
ゆめペンは臨時職員のため、担任の先生のサブとして、授業を進めた経験があります。小学二年生の、とある学級の授業参観です。
真剣に聞く姿に感動したうえ、
先生!!また教えに来てねー!!
って。
なんて可愛いのでしょう。
もっと頑張ろう、美味しい給食を作ってあげよう!!
やりがいを感じることができます。
6 休みが多い
学校給食のない日が休みになるので土日祝日は必ず休みです。また春休み、夏休み、冬休みはもちろん給食がないので余裕があるうえ、長期休暇を交代で取れます。
休みが、カレンダー通りで毎月決まっているから予定が立てやすいし、休みが多いので趣味や家族の時間がしっかり確保できます。また、長期休暇が毎年確実に取れるので旅行にも行きやすいです。
オンオフしっかり分けることができるので、ストレスが溜まりにくいといえます。
私も夏休みを7日間もらって、四国一周の旅をしてきたよ☆
まとめ


- 栄養士仲間がいて助け合える
- 調理員の仕事と栄養士の仕事がはっきり分けられ、調理員との程よい距離感があるので、働きやすい
- 管理栄養士職の中で、一番年収が高い
- おいしくて懐かしい給食が食べられる
- 児童・生徒と触れ合え、やりがいを感じやすい
- 休みが多いので、ストレスが溜まりにくい
幼稚園、介護施設、給食センターで働いた経験を持つゆめペンですが、学校給食センターでの仕事はぜひおすすめしたいです。
あのとき公務員試験に受かっていればな…と何度も思います。
これから管理栄養士として働くゆめがある方へ。
ぜひ公務員試験を受けて学校栄養職員になってください!!