子育て

赤ちゃんを虫歯から守ろう!

こんにちは、ゆめみるペンギンです。

ゆめぺんの息子は生後6カ月です。乳歯が生え始め、離乳食が始まりました。

最近、義両親が息子に離乳食を与えてくれます。とてもありがたいことなのですが、ちょっとした悩みがあります。

それは…自分が口をつけたスプーンで息子に離乳食を与えること。

「それのどこがいけないのかわからない」って方、ぜひこの記事を読んで意識を変えてほしいです。

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虫歯菌はどこからやってくるの?

冒頭でも話しましたが、自分が口をつけたスプーンで赤ちゃんに食べ物を与えることは何がいけないのかをお伝えします。

結論から申します。

赤ちゃんの口の中にはもともと虫歯菌がいません。しかし自分が口を付けたスプーンなどを介して、赤ちゃんに虫歯が移ってしまいます

虫歯の犯人『虫歯菌』は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはいません。歯が生え始める生後6カ月前後に、周りの大人との触れ合いによって虫歯菌が移るのです。

触れ合いとは

  • 大人が口をつけたスプーンやフォーク、はしを使って赤ちゃんに食べ物を与える
  • 食べものを口移しで食べさせる
  • 大人が食いちぎった食べものを赤ちゃんに与える
  • 唇にキスなどをする
  • フーフーして冷ました食事を与える(唾液を通して)

このような行為を通して赤ちゃんのお口に虫歯菌を移してしまうのです。

平気でやっている方周りにいませんか?

赤ちゃんの虫歯は大人の責任です。

3歳まで虫歯菌に感染しなければ、大人になってからも虫歯になりにくいと言われています

この後述べますが、虫歯は怖いです。周りの大人の無責任な行動によって、赤ちゃんの将来を左右させたくありませんよね。

虫歯は怖い

虫歯になると、子供が辛い思いをします。

痛みに堪えなきゃならないし、子供が嫌いな歯医者に連れて行って痛い治療をさせなければならない…

大人の無責任な行為によって、子供に辛い思いをさせてしまうのです。

さらには、虫歯を放置したことによって下記の病気にかかり、死亡するケースもあります。

虫歯は馬鹿にできないです。

虫歯が引き起こす怖い病気
  • 骨髄炎…虫歯が進行すると顎の骨髄に虫歯菌が感染して骨髄炎を引き起こします
  • 敗血症…虫歯の治療を行わないでいると常に虫歯菌が血流に乗って全身を巡り続けることになります。この状態が長く続くと血液が腐敗する敗血症を発症し多臓器不全を引き起こし死亡することがあります
  • 心筋梗塞…虫歯菌が心臓に入ると血管を硬くさせる動脈硬化を進行させます。やがて血流が悪くなる狭心症となり、さらに症状が進行すると心筋組織が壊死し心筋梗塞を引き起こします

虫歯は絶対放置しないようにしましょう!!

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お口のケアをしっかりしましょう

虫歯にさせないために、できることはたくさんあります。

周りの大人がしっかりケアしてあげましょう。

1 歯が生える前にできること

赤ちゃんのお口はとても敏感でお口周りを触られるのが嫌いです。赤ちゃんとママのスキンシップでお口周りを触れられることに慣らしていきましょう。

歯が生える前のお口のケア

  1. お口周りが汚れたらガーゼで拭く
  2. 遊びながらお口周りを触ってみる
  3. きれいなガーゼでお口の中を触ってみる

こうすることで、歯磨きの準備運動となります。

2 歯が生え始めたら

赤ちゃんは生後6~8カ月で下の歯が生え始め、生後10か月で上の歯が生え始めます。3歳ごろまでにはすべて生えそろいます。

歯が生え始めたらお手入れを始めましょう。

歯が生え始めてからのお口のケア
  1. 離乳食の後は湯冷ましなどをあげて口の中をさっぱりさせる
  2. 生えてきた歯の周りを湿らせたガーゼで優しく拭く
  3. 歯ブラシをカミカミさせて歯ブラシの感覚に慣れさせる

3 上下の歯が生えそろう1歳頃から

歯磨きに慣れるまでは赤ちゃんが歯磨きを嫌がることも多々あるかと思いますが、歯磨きは食事の後に必ずおこなうものだと認識させることで、徐々に嫌がる赤ちゃんも理解し、歯磨きを受け入れてくれるようになります。根気強く歯磨きをさせましょう。

1歳頃からのお口のケア

  1. 毎日食後は必ず歯磨きする
  2. 定期的に歯科医院へ行き早期治療をする
  3. 乳歯が生えはじめたらフッ素塗布が可能になるのでフッ素塗布をして虫歯のリスクを減らす
  4. お口の中は普段中性だが、糖を含む食べ物を食べると酸性に変化し、食事をおえた数十分後には唾液により中性へと戻りる。しかし、だらだらと食べていると酸性の時間が長くなり、虫歯になりやすくなる

まとめ

いかがでしたか?

きっと今まで、平気で自分が口をつけたスプーンで、赤ちゃんに食事を与えていた方がいるのではないでしょうか。

それを見て、注意したくてもできなかったお父さんお母さんがたくさんいるはずです。

周りの大人全員が意識を変えて、大事な子供の歯を虫歯から守ってあげましょう。

読んでいただきありがとうございました!

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